安衛法改定案への産業医部会意見を再掲しました
2012年6月30日
日本産業衛生学会 理事長 大前和幸
“労働安全衛生法の一部を改定する法律案”のうち「メンタルヘルス対策の充実・強化」の部分に対して、廃案または一旦保留として大幅な修正を求める見解が、2012年1月13日付けで、産業医部会から提出され、一旦学会ホームページ上に公開されましたが、その経緯から、部会に関する細則第8条3項に該当せず、「産業医部会見解」ではなく、「産業医部会幹事会見解」であることが判明しました。よってその後ホームページ上から削除いたしました。(ただし、学会誌へは対応が間に合わず、掲載されました)
その後、産業医部会幹事会は、同見解を医部会見解とすべく、3月30日発行の産業医部会報第45号に掲載し、4月30日を締め切りに、広く部会員に意見を求めました。並行して各地方会選出の幹事を通して、所属地方会の部会員からこの件に関する意見を募りました。その結果、寄せられた意見の中に、見解に反対するものはありませんでした。2012年5月30日に開かれた平成24年度第一回産業医部会幹事会で議論した結果、日付・内容はそのままで「産業医部会見解」とすることが了解・決定されました。
部会員へ広く意見を求めたのが4月であり、最終決定が5月30日であることから、1月13日付であることに議論の余地はあるものの、産業医部会幹事会の決定を尊重し、本日付で学会サイトに再掲載することといたしました。
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